農業は土がすべて。
野菜がどのように作られているのかを知って、 土の大きな存在に気付いた。 それまでは 自然とそこにあるものであったり、 時には遊び道具になったり、 雨の日は邪魔ものになったりした。 ほとんど土のない街に住むようになってから ようやく土に‘温かさ’を感じるようになった。 昨年の4月にBaobabの御実家を訪ねてから 土壁の妙な魅力が気になった。 大分県の日田市に土の師匠がいる。 「土」を語り始めたら止まること無い、 まだまだ若い、けれど抜きん出た輝く個。 新しい店をつくるときは、必ず頼もう。 以前からそう決めていたひとつ。 今回、日田を訪ねるにあたり、 土壁のサンプルをいくつも用意してくれていた、彼。 「左官」=「職人」というイメージがあるけれど、 土を語る彼は熱烈恋愛中の女の子のよう。 昔は至る所にあった、土が減り、 自然と土壁を使用することも減り、 左官は高級なイメージになった。 京都から運んでくる土は 20kgで12,000円もするんだって。 土だよ、つち。 人体への影響、安心感、あたたかみ、 様々な良さを持つ土。 昔、当たり前に周囲に溢れていたモノたちは 今、振り返ると尊いものが多い。 「土を感じてもらいたい」 そう話す彼はきっと、将来、 左官のイメージを大きく変えてくれると思う。 本来、そこにあるもの。 それをどう魅せるか。 彼とボク、2人のそんな無邪気な挑戦を この春、楽しみにお待ち下さいませ。 1人でも多くの方に 土の魅力が伝わりますように。 たっつん、来月、待ってるぜい。 ちなみに写真の場所は 心の分店、西のチャビー、‘チャビー24’ いつも、人に見えないはずのオモイ荷物を 半分持ってくれて、ありがとう。 これからも同じ名の看板、 背負って戦っていきましょう。
by chubblog
| 2010-03-02 00:21
| 茶日
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